地方創生キーワード『空き家』

現在、日本各地で地方創生、地域活性化をうたわれており、さまざまな取り組みを全国で行われています。

その中でも『移住定住』を促進させることは最も効果的な方法のひとつです。
何故かといいますと、移住者さんを1人移住してもらうと、観光客を約100人きてもらうのと同じ経済効果なのです。
おわかりのとおり、移住者さんはその地域で就業や生産、消費と、1日だけではなく住んでいるかぎり無期限なのです。

そこで生活基盤でもある移住者さんの住むところといえば・・・、『空き家』にたどり着くわけなのです。

悲しいことに、空き家は年々増加しております。
空き家 増加↗ = 地域 衰退↘  この方程式はなりたっています。しかし、逆に考えください。
空き家 減少↘ = 地域 活性↗  になるではないですか!

私の実家がある小松島市櫛渕町を例に提案させていただきます。

「移住1%理論」でご活躍されています一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所 所長 藤山 浩 様 監修になります。リンク:「“移住1%戦略”は地方を救えるか」(NHKクローズアップ現代)

 

2012年から2017年の5年間の推移結果をもとに、今後の予測に反映しております。悲惨な未来予想図でいたたまりありません。まず現状データご覧ください。

 

小松島市櫛渕町 2012年→2017年 人口分析

項目 増減数 比率 備考
人口 948人 → 832人 -12.2%
高齢者数 274人 → 310人 +13.1%
高齢化率 28.9% → 37.3% +8.4%
4歳以下人数 28人 → 17人 -39.3%
小学生人数 35人 → 34人 -3.4%
男性30代コーホート 48人 → 36人 -25.0% コーホート:2012年の25~34歳と2017年の30~39歳を比較
女性30代コーホート 60人 → 46人 -23.3%
出生率 0.63 女性子ども比より算出、社会移動後数値

 

現状データみてもらってもわかるように、人口は減少、高齢化、少子化と典型的な過疎地域です。
この5年間のデータをもとに、今後も同じように続くと仮定します。

 

2017年 2027年(10年後) 2047年(30年後) 2062年(45年後)
832人 638人 325人 177人

 

なんと、45年後には177人。-78.7%減少です。高齢化率も2027年より先は約50%前後で推移します。
10人いたところが2人ですよ、地域としてなりたつのでしょうか。
こんな悲惨な状況はみたくありませんが、未来は変えれるのです。数字をポチポチっと変えるだけ。

追加項目です。移住定住を8.4人/年、出生率を人口を維持できる水準2.07に、10代後半の流出率半減。

 

2017年 2027年(10年後) 2047年(30年後) 2062年(45年後)
832人 777人 754人 828人

 

なんていう事でしょう!。みごとV字回復ではございませんか!
これが藤山先生のおっしゃる『移住1%理論』。その地域に毎年1%の移住者さんに定住してもらえればその地域は安泰。

ここでは櫛渕町を例にしましたが、全国のほとんどの過疎地域に当てはまるかと思います。
『移住定住』=『空き家減少』=『地方活性』 連立方程式完成しました。

地方創生キーワード『空き家』でした。